ほくろ除去の失敗例ってどんなの?原因と対策まで徹底解説!

ほくろ除去してみたいけど、失敗するのが怖いなと思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は失敗例を紹介して、原因と対策まで徹底解説したいと思います。

ほくろ除去の失敗例ってどんなの?

ほくろ除去で「失敗」と言われるものにはどんなものがあるのでしょうか。

ほくろ除去の失敗例を紹介します。

  • 傷跡が赤く盛り上がる
  • 傷跡がヘコんだまま戻らない
  • 傷跡が赤いまま残ってしまう
  • 傷跡が白くなって残ってしまう 

基本的にほくろ除去の失敗は術後の傷跡について言われる事が多いです。

ほくろ除去の失敗の原因

ほくろ除去の失敗の主な原因は以下の通りです。

  • クリニック選びのミス
  • 治療方法の選択ミス
  • リスクを把握できていない
  • 体質の問題

クリニック選びのミス

ほくろ除去の失敗の原因の1つにクリニック選びのミスが挙げられます。

安い料金に吊られて、名前も聞いた事のないようなクリニックを選んでしまった人に後悔している人が多いです。

「きっとどこのクリニックでも同じだよね」と安易にクリニックを選ばず、クリニック選びも慎重に行いましょう。

治療方法の選択ミス

治療方法の選択ミスもほくろ除去失敗の原因に繋がります。

ほくろ除去の治療方法は大き分けて4つ。

  • レーザー治療
  • 電気メス
  • くり抜き法
  • 切除縫合 

それぞれの治療法に長所と短所があります。

例えば、レーザーの長所は傷跡が残りにくい所で短所は再発する可能性がある所です。

一方、切除縫合の長所は再発の可能性がない所で短所は傷跡が残る可能性がある所です。

「傷跡を残したくない」という思いが強いのに、傷跡が残りやすい切除縫合で治療したら傷跡が残る可能性が高まるわけですから、自分の思いをしっかりと伝えて上で医師と治療方法を決めるようにしましょう。

リスクを把握できていない

ほくろ除去でも失敗のリスクは0ではない事は念頭に置いておくべきです。

医者の腕前も失敗の要因には絡んできますが、ほくろ除去する部位やあなたの体質によっても傷跡の残りやすさは変わってきます。

体質の問題・ケロイド体質

元々の体質もほくろ除去後の傷跡に関係しています。

生まれつき虫刺されの跡や転んだ時にできるすり傷の跡が残りやすい人は注意が必要です。

最悪の場合、ケロイドを引き起こしてします事もあるので気をつけてください。

ほくろ除去で失敗しない為の対策

ほくろ除去で失敗しない為の対策は以下の通りです。

  • 信頼と実績のある大手の美容外科を選ぶ
  • メスを入れない選択をする
  • リスクを受け入れる 

信頼と実績のある大手の美容外科を選ぶ

ほくろ除去で失敗しない為にはクリニック選びが最重要と言っても過言ではありません。

出来るだけ安く治療を受けたい気持ちはわかりますが、信頼と実績のある大手の美容外科を選ぶよう心がけましょう。

また、ただの皮膚科より形成外科の経験を持つ医師がいる美容外科を選びましょう。

形成外科は傷跡を綺麗に治療することに長けているのでほくろ除去後の傷も最小限になるよう尽力してくれます。

メスを入れない選択をする

出来るだけ傷跡を残さないようにするにはメスを入れない選択をする事も大切です。

傷跡が残りにくい治療法の順番は以下の通り。

  1. レーザー治療
  2. 電気メス
  3. くり抜き法
  4. 切除縫合 

レーザー治療が可能であれば、レーザーを選択するようにしましょう。

5mm以上の大きなほくろの場合は、レーザー治療を受けられない事もあります。

私がまさにそうでした。

レーザー治療を望んでいたのですが、1cm以上の大きなほくろだったので切除縫合を行うことになりました。

傷が残らないか不安でしたが、今では目を凝らして見てもわからないくらの傷跡しか残っていません。

形成外科の技術を駆使し、肌のしわの向きに合わせて治療してもらえば切除縫合でも綺麗に治ります。

リスクを受け入れる

ほくろ除去は「傷跡が残る可能性がある」というリスクを納得してから治療を受けるべきです。

「こんなにヘコんでしまうならほくろの方が良かった!」なんて人もたまにいます。

リスクを把握していないとあとで後悔してしまう事もあるかもしれません。

まずは自分自身でリスクをちゃんと理解して、医師に要望を伝えましょう。

例えば、「傷跡がヘコむのは絶対イヤなので浅めに削ってください」など。

そうすれば、担当医はあなたの要望を第一優先した治療をしてくれます。

ほくろ除去に失敗してしまった時の対処法

万一、ほくろ除去に失敗してしまった時の対処法を紹介します。

美容外科・美容皮膚科の医師に相談する

ほくろ除去に失敗してしまったかもと思ったら医師に相談しましょう。

ほくろ除去を行ったクリニックでもいいですし、他の美容外科や美容皮膚科でもOK。

ほくろ除去を行ったクリニックだと「傷跡が治るには時間が掛かるので、もう少し待ってみてください」などと言われる事もあると思います。

信用できないなと思ったら別のクリニックで診察してもらうようにしましょう。

傷跡を消す為の治療を受ける

傷跡を消す為の治療というのが存在します。

治療方法は保存的治療手術治療の2つがあります。

保存的治療とは主にほくろ除去後に傷跡が盛り上がってしまった場合に行われる治療法です。

保存的治療には以下のようなものがあります。

  • 圧迫療法
  • ステロイド療法
  • リザベン療法 

注射や薬を服用して治していきます。

即効性のある治療ではないので、完治するには時間根気が必要です。

一方、手術治療は傷跡のヘコみや傷跡が白くなってしまった場合にも対応できます。

もう一度メスを入れて綺麗に縫い直す方法です。

傷跡の状態を医師に見てもらい、どちらの治療が適切か判断してもらいましょう。

ほくろ除去失敗で慰謝料って取れるの?

ほくろ除去の失敗で慰謝料を請求できるかどうか気になりますよね。

よくトラブルになるのは以下のパターンです。

  • 説明義務違反
  • 希望していなかった所のほくろを取られた
  • 患者が勝手に予想していた仕上がりとは違った場合 

説明義務違反

患者の立場からすると、「そんな傷跡が残るとちゃんと説明してくれていれば、ほくろなんて取らなかったわよ!」と言った場合です。

これは医師が後遺症やリスクをしっかりと患者に説明していなかったのであれば、説明義務違反で慰謝料の請求できる可能性があります。

ほくろ除去ではありませんが、似たような美容外科の判例は慰謝料100万円でした。

平成29年9月28日  仙台地方裁判所
医師は,患者の疾患の治療のために手術を実施するに当たっては,診療契約に基づき,特別の事情のない限り,患者に対し,当該疾患の診断(病名と病状),実施予定の手術の内容,手術に付随する危険性,他に選択可能な治療方法があれば,その内容と利害得失,予後等について説明すべき義務があると解される。とりわけ,頸部のたるみ除去手術のような美容整形手術は,疾病や外傷に対する治療と異なり必要性や緊急性に乏しく,また,患者の有する一定の美容目的を達成するために実施するものであるから,医師としては,患者に対し,当該手術を受けるか否かの判断に必要な情報を十分に提供する必要があり,実施予定の手術の内容とともに,手術に付随する危険性,欠点等のマイナス面,他の選択可能な治療方法の内容等をできる限り具体的に説明すべき注意義務を負い,患者が当該手術を受けないという選択肢を実質的に確保しなければならないというべきである。

 

希望していなかった所のほくろを取られた

カウンセリング時に除去したいほくろの確認をするのですが、その時には全く希望していなかった所のほくろを取られた場合です。

この場合は、医療過誤なので慰謝料を請求できる可能性が高いです。

患者が勝手に予想していた仕上がりとは違った場合

美容外科・美容皮膚科で最も多いトラブルは、患者が勝手に予想していた仕上がりと違った場合です。

わかりやす例だと、二重整形です。

整形手術が終わり、ダウンタウンも終えた後に「もっと二重の幅が広くなると思った」という場合、ちゃんと二重にはなっているので医療過誤ではありません。

患者からしたら失敗と言いたくなりますが、慰謝料の請求は難しいです。

ほくろ除去の場合も同じような事が言えます。

まとめ

ほくろ除去は比較的安価で手軽にできる治療ですが、一歩間違えると後悔する事にもなりかねません。

しっかりと失敗しない為の対策はするべきです。

  • 信頼と実績のある大手の美容外科を選ぶ
  • メスを入れない選択をする
  • リスクを受け入れる 

上記の対策の中ではクリニック選びが最重要だと言えるでしょう。

治療費が安いという理由だけでクリニックを選んでしまうことだけは絶対にしないでくださいね!

低価格で信頼も実績もあるクリニックは存在するので、まずはクリニック選びを丁寧に行ってくださいね!

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